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感染体には銃で撃て
感染体は移動速度が速いが、銃で撃つと後ろにのけ反るぞ。
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NEWS (LOG)

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カテゴリ イベント 日付 2011/04/22 閲覧数 5155
タイトル [開発レポート]「The INFECTION」デザイナーインタビュー
「Alliance of Valiant Arms」運営チームです。

今回は「The INFECTION」について、開発元である韓国Redduck社のレベルデザイナーに
インタビューを行いました。



ここではその模様を掲載いたします。

「The INFECTION」の開発秘話や攻略法、
さらにコンテンツを楽しむ方法などをインタビューを通じて掘り下げていきたいと思います。

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インタビュアー:ゲームマスター(以下「GM」)
回答者:レベルデザイナー(以下「LD」)

※レベルデザイナーとはマップデザインを専門に行う開発スタッフのことを言います。

GM:
今回は4月27日(水)にアップデートを予定している「感染モード」について、
「Alliance of Valiant Arms」開発元であるRedduck社の担当レベルデザイナーにインタビュー
してみようと思います。

お忙しい中お付き合いいただきありがとうございます。それではよろしくお願いします。

LD:
こんにちは。今回感染モードのレベルデザインを担当したプランナーです。

まずはこのたびの震災について被災された皆様に心よりお悔み申し上げます。
一刻も早い復興と明るさを取り戻していただけるよう、私たちもできる限り協力させて
いただきます。

GM:
「The INFECTION」の企画の目的と特徴を教えて下さい。

LD:
感染モードの根底にあるゾンビルールは、最近のFPSタイトルではビギナー向けのカジュアル
モードとして、新ジャンルと言っても過言ではないほどトレンド化している状況です。



ありきたりと言えばそうなりますが、もし「Alliance of Valiant Arms」のグラフィックや
物理演算の品質でそれを作ったら凄いものができるという予感がありました。

GM:
すごい自信ですね。(笑)

LD:
特徴の一つとしては、シナリオの背景にある囚人たちの進化が挙げられます。
従来の「Prison Break」シリーズではウィルスが未完成という設定であり、囚人は理性を失い
暴走していました。



今回はあれから2年ほど時が経ち、ウィルスが遂に完成しました。
感染者はみな理性を持ちリーダーの下で一糸乱れずに動くという設定をゲームに反映しています。



「Alliance of Valiant Arms」のしっかりとしたグラフィックとルールで是非その進化を楽しんで
いただければと思います。

GM:
レベルのデザインをしながら、最も難しかった点はどういった点ですか?

LD:
アルファ版を作った段階では感染体が近くに居ても目視しない限りわからない仕様でした。
これはこれでリアルだと思うのですが、人間側の難易度が余りにも高くなり過ぎてしまい
感染体から逃げ切る事はほぼ不可能なバランスになっていました。

製品版では感染体が近づくとアラートが点滅して知らせる仕様に改修されています。



GM:
「The INFECTION」のシナリオはどのようになりますか?

LD:
少し長くなりますが次のとおりです。

---
2011年8月。

旧NRF軍の陸軍大将アレクサンダー・マカショフとその一派が突如としてモスクワで決起。
都市中枢部を占拠し、ロシア暫定政府首班アリベルト・バラノフを殺害。
同時に多数の政府閣僚らが拘禁される事件が発生する。

彼らの要求はNRFの復活を叫ぶもので、
屈辱的な敗戦と経済の混乱を再建するという声明はメディアを通して世界に放送された。

すぐさまEU軍の治安部隊が介入し、モスクワ市内は一時的に内戦状態となるが、
マカショフが軍と国民の支持を得て優勢となると、次第にEUの勢力はロシアから排除されていった。

こうしてロシアの全権を掌握したマカショフは、
かつてのNRF大統領ウラジミール・マスコフの兄弟を自称すると共に、新生NRFの建国を宣言する。



2011年9月。

新生NRFとEUとの間での緊張が高まる中、EU軍の軍政下に置かれていた北イタリアの都市
ウーディネとウクライナ南部チェルニウツィで、突如として住民全員が失踪する事件が発生する。

EU軍はすぐに情報局所属の調査隊を現地に派遣するが、
身体に異常を発症した住民数名を発見したとの無線連絡を最後に消息を絶ってしまう。



この頃、情報局では4月に発生したワバル島占拠事件において、
パーヴェル・パンフィロフ大佐が集めた秘密資金の一部が製薬会社の研究所に偽装した
秘密結社に流れている事を突き止めていた。

再度ウクライナに潜入したエヴァ・マリア・ヴォレル大尉を通じて、
その秘密結社は新生NRFの指導者マカショフ将軍の直属機関である事を突き止める。

さらに、住民が失踪した二つの都市には特殊な細菌兵器の研究所が存在し、
すでに完成型の最終実験が行われている事を察知する。



事態を深刻とみたEU軍は、少数の対化学戦部隊を現地に派遣し一連の事件の調査に乗り出す…。

GM:
「The INFECTION」(BURNING TEMPLE、PRISON BREAK)での重要な戦闘地域はどこですか?

LD:
人間側の場合ですと、あたりを見渡せる高いところが有利な戦闘地域となります。
マップ別に言うと、BURNING TEMPLEは大聖堂前の壊れた建物の屋根のあたりが重要な攻防の
拠点となるでしょうし、PRISON BREAKですとトラックの上が最も活発な戦闘地域になるでしょう。



GM:
最後に、日本のファンのみなさんに一言お願いします。

LD:
「The INFECTION」は、ベテランの方も始めたばかりの方も、友達と集まってワイワイ遊べる
コンテンツに仕上がっています。

日本はこれから連休に入ると聞いていますが、「The IFECTION」で楽しく連休を過ごして
いただければこの上ない幸せです。

GM:
今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

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「Alliance of Valiant Arms」運営チーム
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